下準備・作り置き、頑張らない！〜ワーママ がお料理呪縛から解放されるまでのお話。

 

 

もうすぐ2回目となる育休からの復職を迎えようとしています。

 

共働き生活を振り返って、これまでの考え方の変化などを綴ります。

 

 

当初の考え

 

 

初めての育休からの復職は、3年前、娘が1歳になる4月のことでした。

 

当時、私は働きながら、育児も家事も、最大限頑張りたいと考えていました。

ここでいう「家事」は、主にお料理のことでした。

何というか、お料理は目に見えて分かりやすい家事だからですかね。お料理を頑張っていると、家事を頑張っているように見えるというか。

 

手を抜くという発想はなく、事前に主菜・副菜・汁物から成る献立を考えて、休日に野菜切りなどの下準備をして、夜や朝を使って調理もして、帰宅後はすぐに子どもにご飯を出して、子どもとの時間も作って・・・と、一生懸命やっていました。

 

共働き家庭で育った夫からは、「自分の実家とは全然違う！こんなにちゃんとしたご飯は出てこなかった。」と言われました。

 

私は、「そうでしょ？（フフッ）」と。

 

働きながら、料理も手を抜かずにこなせているということに、自己満足していたのでした。

 

 

その後の心境の変化

 

転機が訪れたのは、それから1年ちょっと経った頃でしょうか。

 

疲れもあったのか、いろいろなことが重なって私はメンタル不調に陥りました。

そうなってようやく、自分の生活がいかに料理に追われていたかということに気づいたのです。

 

いつのまにか、休日も、家族とのお出かけよりも、料理の下準備を優先しているような状況になってしまっていたのです。料理の下準備をするためにほかのスケジュールを調整する、という感じで。

自分の自己満足のために・・・。

 

 

 

 

大切なことは、お料理を頑張ることではなかった！！

 

 

 

そのことに気づいたとき、娘にとても申し訳ないことをしてしまった・・・と、自己嫌悪に陥りました。

 

 

 

今の状況を変えなければならない・・・。

 

 

そう気づいたときに書いたのが、この記事です。

 

 

 

私はこれまでの考え方ややり方を、改めることにしました。

 

 

 

現在&思うこと

 

私の場合は、料理に時間をかけ過ぎていたことは明白でした。

何とかして、料理にかける時間を減らさなければならない。

 

休日は、家族とお出かけがたくさんしたいから、作り置きや下準備をしたくないし、平日も子どもとの時間を大切にしたいし時間に追われたくないから、料理に時間をかけたくない！

でも、こだわりもあるから、料理も少しはやりたい。

 

こうしてたどり着いたやり方が、現在の、副菜や汁物を使いまわすなどして、徹底的に手抜きをする方法でした。

 

 

 

今のやり方をするようになって、料理にかける時間は劇的に減りました。

このやり方をすれば、復職後の休日も、家族とのお出かけを最優先することができそうです。

 

 

仕事も育児も家事（料理）も全部頑張りたいと思っていた当時、私は完璧を目指すあまり、大切なことを見落としていました。

 

完璧を目指すのは悪いことではありません。

でも、完璧を目指すあまり大切なことを見失ってしまうことはあるのかもしれません。

 

完璧である必要なんかないんですね。

 

 

 

そして、日本の女性（あえて「女性」と書きますが）は、共働きであるにもかかわらずお料理を中心とした家事を頑張り過ぎていると聞きます。

手を抜くこと、楽をすることが悪いことであるという呪縛に囚われている人が多いのだと思います。当時の私がそうであったように・・・。

 

 

生活・人生の質をあげるために、楽をすることは決して悪いことではないという価値観に社会全体がもっとシフトしていきますように・・・

 

 

 

そう願って、私は今後も1人、手抜き献立を追究し、記事を発信していくのです。

 

 

 

 

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というわけで、このブログを始めた頃とは、考え方もやり方も大きく変わってしまった私です。

このブログには、頑張っていた頃の記事もあるので、一貫性がなくて申し訳ない・情けないなぁと思う次第です。

 

でも、大切なことは一貫性を保つことではなく、より良い方向に舵を切ること！！

 

 

そう自分を慰めて、今日も歩んでいます。

 

 

 

ちなみに、料理が好きだから、働きながらも料理に時間をかける、というのは素晴らしいと思うんです。それが苦じゃないなら。

働きながら子どもとの時間を取りたい、というのも単なる私のこだわりなので、みんながそこに時間をかけるべきだ！という話でもないですね。

 

みんながこうしているから自分もこうする、ではなくて、自分にとって、今何が大切で、何にどのくらい時間をかけていきたいのか？ということをしっかり考えていくことが大切なのではないかと思います。