こんにちは
1歳8ヶ月以降おしゃべりの成長期を迎えた、娘。
1歳11ヶ月手前の今では、とにかく何でもマネをする!(「よっこらしょ」、「ちょっとー」などといった言葉まで。笑)
そして二語文もチラホラ出始めました。
「ご飯食べる」「いちご食べたい」など。(食いしん坊だけあって食べ物関係ばかり。笑)
さて、そんな中、ちょっと前から娘が特定の絵本を自分で声に出して読めるように?
この記事では、子どもが最初に声に出して読みたくなる絵本とはどういう絵本なのだろうか?という観点から、娘が声に出して読めるようになった絵本をご紹介。
娘が最初に読めるになった絵本とは、いったい・・・?
娘が声に出して読めるようになった絵本のご紹介
もこもこもこ
- 作者: 谷川俊太郎,元永定正
- 出版社/メーカー: 文研出版
- 発売日: 1977/04/25
- メディア: 大型本
- 購入: 9人 クリック: 81回
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まず最初に読めるようになったのは、谷川俊太郎さんの『もこもこもこ』。
地面と空と動く物体(?)からなる不思議な絵と、その絵から連想される擬音語(「もこ」とか「にょき」とか「しーん」とか)だけで構成された、人気の不思議絵本ですね。
ある日突然1人でページをめくりながら「もこ!」「つん!」などと言い出して、びっくり。
自分で絵本を読むことの楽しさに気づいたのか、それ以来娘に『もこもこもこ』ブームが起きて、頻繁に持ってくるようになりました。
そして、せっかくなので娘に読んでもらいます。
なぜか「にょき」は言ってくれないのですが、他の「もこ」「ぱく」「つん」などなどは、間違えることなく言ってくれます。
この絵は「もこ」、この絵は「つん」…などと、絵のイメージで言葉を覚えているんですね。
こちらは、「つん」のページ。確かに「つん」って感じですよね。笑
『もこもこもこ』と同じように、絵から連想される擬音語で構成された絵本が我が家にはもう1冊あります。
福音館の定期購読絵本『こっちん とてん』。
こちらもやはり、ある程度自分で読んでくれます。
これは、「とてん」のページ。「とてん!」と言ってくれます。こちらも確かに「とてん」っぽい。
このような、絵のイメージから連想される擬音語だけで構成された絵本は、覚えやすい上に、1ページにつき1単語だけ(多くて2単語)しか載っていないので、しゃべり始めたばかりの小さい子でも声に出して読みやすいのかもしれませんね。
『だるまさんと』
だるまさんと〈3〉 (かがくいひろしのファーストブック 3)
- 作者: かがくいひろし
- 出版社/メーカー: ブロンズ新社
- 発売日: 2008/12
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 11回
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自分で読めるようになった絵本、2冊目は『だるまさんと』です。
「が」ではなく、「と」。
『だるまさんと』は、だるまさんに加えて、いちごさんとバナナさん、メロンさんが登場して、それぞれだるまさんと何やらやってくれる絵本ですね。(何その説明
果物に興味を持ち始めた娘は、嬉しそうにこの絵本を持ってきて「い・ち・ご・さ・ん・と!」「ペコっ!」などと自分で読んでくれるようになりました。
だるまさんシリーズは、ページ数が少ない上に、各ページにつき1単語だけの構成、出てくる単語も子どもが覚えやすいものばかり・・・自分で読み始めるのも納得です。
しかも、この『だるまさんと』は、子どもが大好きな果物が登場するわけですからね。
『だるまさんが』『だるまさんの』も自分で読めなくはないようですが、娘としては大好きな果物たちが登場する『だるまさんと』が自分で読みたい絵本のようです。
だるまさんシリーズを母からもらったときには、『だるまさんと』は取ってつけたような感じだなーなんて失礼なことを思ってしまったのですが、子どもが自分で読むという観点からはこんなに魅力的な絵本だったなんて!
さらに、「ペコッ」といった動作の部分も、絵を見て自然と出てくるので、なお良いですね。
さっきの『もこもこもこ』と同じ!
ちなみに、『くだもの』も、最近娘は喜んで果物の名前を読み上げてくれるようになりました。
- 作者: 平山和子
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1981/10/20
- メディア: 単行本
- 購入: 8人 クリック: 32回
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娘「いちご!」
私「さぁ、どうぞ」
といった掛け合いになっています。
ある意味読めているってことになるかな?
『だるまさんと』と同様に、娘が興味を持っている、身近な果物を題材とした絵本であり、1ページあたりの単語数も少ない(基本は、「果物名」→「さぁ、どうぞ」の繰り返し)ので、読み上げたくなるのかもしれませんね
他の赤ちゃん向け絵本は?~しゃべり始めの子どもが声に出して読みたくなる絵本の条件とは。
他の赤ちゃん向け絵本は読めるかというと…まだ読めません。
『じゃあじゃあびりびり』は、意外とページ数が多い上に「紙」とか「踏切」とか「水道」とか、娘がまだ言えない単語も出てくるので、結構難易度が高いんですよね。
『くっついた』も、「おさるさんとおさるさんが」って…一文が長い!
『おつきさま こんばんは』も、ページ数は短いけれど、文章はまだ読めませんな。
ページ数が多い!
読めない単語がたくさん!
一文が長い!
いくら赤ちゃん向け絵本でも、これではしゃべり始めたばかりの子は声に出して読む気になりませんね。というか、読めませんね。
そのように考えると、『もこもこもこ』やだるまさんシリーズは、声に出して読みやすい絶妙な絵本と言えましょう。
以上を踏まえて、しゃべり始めの子どもが声に出して読みたくなる絵本の条件を整理すると、下記のようになるかな…と思います。
・ページ数が少ない
・1ページあたりの単語数が少ない(1単語や2単語)
・身近な単語ばかりor絵のイメージで言葉を覚えられる
・単調、繰り返し
・子どもが興味を持つ、面白い絵本
以上のような条件の絵本が、しゃべり始めの子どもが声に出して読みたくなる絵本と言えるのではないか?と思いました。
しゃべり始めの子どもが声に出して読みやすいと思われる絵本(勝手に認定)↓
子どもが自分で声に出して読んで楽しんでくれる(かも)という観点から、オススメ。
福音館の定期購読絵本も、ワンパターンでつまらないなんて失礼なことを思ったこともありましたが、単調で短いからこそ、子どもが声に出して読みやすそうな絵本ばかりかも。
視点を変えると、各々の絵本に対する見方も変わってきますね。
(1歳5ヶ月頃に書いた記事で、福音館の定期購読絵本は全然娘にヒットしておらず、残念・・・と書いたことがありましたが、最近はたまに読んでおり、それなりに活躍しています。そのうち声に出して読んでくれないかなー?という期待も込めて、今後は意識的に読んでみようと思います・・・(釈明))
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いつかは、娘が自分で絵本を読めるようになる!
でも、いつ?どのようにして?
と、ずっと興味があったのですが、『もこもこもこ』や『だるまさんと』を読んでくれるようになって、なるほど!まずはこういう絵本から読めるようなるのか!と納得したので、本日はそのことについて書いてみました。
子どもが自分で絵本を読む楽しさに気づいてくれたら、絵本の世界もまた広がりますね。
今はまだ絵で内容(単語)を覚えて読んでくれているだけですが、いずれは文章も(覚えて)読めるようなり、最終的には文字を学習した上で読めるようになるのだなーと思うと、子どもの成長を見守る親としては、これからまだまだ絵本との付き合いを楽しめそうです。
いつも書いているような気がしますが、絵本を通して子どもの成長を実感できる、という点でも、私は絵本が好きですね。
では、長くなりましたが、最後までおつきあい下さった方は、どうもありがとうございました!