先日購入した絵本のうち、「でんしゃでいこうでんしゃでかえろう」が予想以上に良かったので、レビューします。
目次
最近購入した絵本のヒット状況
まずは、先日購入した3冊の絵本のヒット状況のご報告からさせていただきます。
・「でんしゃでいこうでんしゃでかえろう」・・・大ヒット
よく読みたがります。
- 作者: 間瀬なおかた
- 出版社/メーカー: ひさかたチャイルド
- 発売日: 2002/01/01
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 17回
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・「ぞうくんのさんぽ」…ヒット
たまに読みたがります。読みながら笑ってくれます。
- 作者: なかのひろたか,なかのまさたか
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1977/04/01
- メディア: 大型本
- 購入: 2人 クリック: 14回
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・「どうぞのいす」…ノーヒット
読み聞かせても聞いてくれません。
- 作者: 香山美子,柿本幸造
- 出版社/メーカー: ひさかたチャイルド
- 発売日: 1981/11/01
- メディア: 単行本
- 購入: 5人 クリック: 58回
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娘はいつも絵本を入手してからヒットするまでに結構なタイムラグがあるのですが、今回は「でんしゃでいこうでんしゃでかえろう」、「ぞうくんのさんぽ」がすでにヒットしており上出来です◎
(「どうぞのいす」は、さすがに早すぎたようですが(^_^;))
特に、「でんしゃでいこうでんしゃでかえろう」は早くもブームになるくらい大ヒット!!!
娘と私のお気に入り絵本になっています。
そんなわけで本記事では、「でんしゃでいこうでんしゃでかえろう」の魅力に迫ります。
娘と私の反応がどのように変わっていったか?という点を踏まえてご紹介させていただきたいと思います…
購入を決めた理由
まずは、購入を決めた理由を簡単に。
娘は支援センターに行くと、いつも読みたがる絵本があります。
それがこちら↓
- 作者: 津田光郎
- 出版社/メーカー: 新日本出版社
- 発売日: 1990/02
- メディア: 単行本
- クリック: 42回
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他の絵本はガン無視なのに、いつもこの絵本だけ読みたがります。
電車の絵本が好きなのかな~?と思い、2・3歳向けの電車の絵本を調べてみたところ、「でんしゃでいこうでんしゃでかえろう」が人気ということが判明!
レビューも良かったので、購入を決めました。
(「カンカンカンでんしゃがくるよ」も人気絵本のようですが、支援センターに行けば読めるので、敢えて別の絵本にしました)
最初の反応と、お気に入り絵本になるまで
届いてすぐに読み聞かせてみたものの、娘は無反応。
私も、娘に聞いてもらおうと必死で読んでいる感じだったので、あまり絵本の絵や内容を味わうこともできず、
「ちょっとつまらない絵本を買ってしまったな…。他の電車絵本にしておけば良かったな…。」
と、正直思いました。
でも、せっかく買ったし娘が聞いてくれなくても自分で読もう!と思い、1人でじっくり声に出して読んでいると、
「あれ…この絵本なんだか素敵。面白い…」
ということに気づき、私の方が先にハマりました。
絵本に関しては、娘がハマったおかげで私もハマるというのがいつものパターンなので、これはとても珍しいこと。
その後は、私が読みたくて、娘が聞いてくれなくても気にせず1人で読んだり、「デデトト デデトト」なんて絵本のフレーズを口ずさんだりしているうちに、いつの間にか娘もこの絵本にハマってくれて、今では2人のお気に入り絵本です。
(私がハマったおかげで娘もハマったかのような書き方ですが、単に私がハマった後に娘がハマったというだけの話です(^_^;))
「でんしゃでいこうでんしゃでかえろう」はこんな絵本!オススメのポイントは?
さて。
ここからが本題!
「でんしゃでいこうでんしゃでかえろう」の内容と、その魅力のご紹介です。
「でんしゃでいこうでんしゃでかえろう」は、電車が山の駅を出発し、海の駅に到着するまでのお話です。
ストーリーがあるわけではないのですが、ページをめくるたびに景色が変わっていって、最後には目的地に到着!
そんな「電車の旅」を楽しむ絵本です。
〈オススメポイント〉
(1)景色が変わっていく様子が素晴らしい
「山の駅」から「海の駅」へ。
最初の風景は、雪山。
それが、トンネルを抜けると…
「わぁ~…」
ため息がこぼれてしまうくらい、美しい風景の数々。
トンネルを抜けるたびに、ガラリと変わっていく風景に胸を打たれて、私は本当に「わぁ~…」と言っています。笑
何だかノスタルジックな気分にさえなるのです。
全てのページに小窓の仕掛けがあって、次のページの風景のほんの一部が見えるようになっています。
そして、真っ暗なトンネルのページを経て、風景が切り替わるようになっています。
トンネルのページ(ワンクッション)と小窓の仕掛けのおかげで、次はどんな風景が広がっているのかな?というワクワク感が生まれます。
娘も小窓に興味津々です。
この小窓。最初は「ちゃっちい仕掛けだな」なんて失礼なことを思っていたんですが、読んでいるうちにとても意味のある仕掛けだと気がつきました。
本当に、風景が何だか懐かしく、素晴らしいです…涙
(2)電車の音・リズミカルな文章が面白い
Amazonのレビューでも、「電車の音が面白い」といったことがよく書かれていました。
「デデ トト」ですよ!
「デデン ドドン」ですよ!
最初は、
「そこまで面白いかなー?」
としか思わなかったんですが、やっぱり読んでいくうちに
「面白い!楽しい!」
と思うようになりました。
私は「ガタンゴトン」に飽きていたのか!
と気づきました。
文章は短く、リズミカルです。
私は発声練習のようにハキハキと読んでいます。
「デデン ゴゴーーーー!!!!!!」
ノリノリです。笑
読んでいて、楽しい。
(3)前からも、後ろからも読める!
この絵本の面白い特徴。
それは、前からも後ろからも読めるということです。
だから、タイトルが「でんしゃでいこうでんしゃでかえろう」なんですね。
後ろから読むと、「海の駅」から「山の駅」へ。
風景が移り変わっていく様子が逆になるんですね!
また違った趣が楽しめます。
オススメポイントは以上です♪
「デデン ドドン」と楽しく読みながら、風景が移り変わっていく様子を楽しめる!
本当に電車に乗って、自然の中を旅しているみたい!
こんな素敵な絵本に出会えて良かったな〜と思っています。
ちなみに、何かにつけて無感動な夫も、「この絵本地味に良いよね」と言っていました。笑
●●●
以上、「でんしゃでいこうでんしゃでかえろう」のご紹介でした!
娘がいかにこの絵本を気に入っているか?ではなくて、私がいかに気に入っているか?という話になってしまいました(^_^;)
まぁ私の書くことなんてそんなんばっかりですけどね(^_^;)
でも、私だけではなく娘もとても気にいってくれていますよ!
親も子どもも一緒に楽しめる絵本だなんて、最高です!
そして、期待値を上げ過ぎると、後で読んでガッカリされてしまうかも…と心配しながらも、ついついまたゴリ推し過ぎるレビューになってしまいました(^_^;)
心から良いと思ったからこそ、こんなに大げさなご紹介になってしまいます。
こぐまちゃんシリーズの感想なんて、どう頑張っても
「こぐまちゃんがかわいかった!」
くらいしか書けません!笑
その点は、ご理解下さいませ…m(_ _)m
それにしても、電車の絵本には不思議な魅力がありますね!
他にも人気の絵本がたくさんあるようですよ。
友人の息子くん(当時2歳)にプレゼントしてとっても喜ばれた電車絵本も、そのうち欲しいな~と思っています。
(私ったら「そのうち」ばっかり(^○^;))
これ↓
わくわくでんしゃしゅっぱつ (視覚デザインののりものえほん)
- 作者: 視覚デザイン研究所,くにすえたくし
- 出版社/メーカー: 視覚デザイン研究所
- 発売日: 2010/08/10
- メディア: 大型本
- クリック: 3回
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電車大好き君で、
「電車の絵本はたくさん持ってるけど、この絵本が1番のお気に入り!」ですって♪
(←社交辞令が通じない人。笑 いやでも本当に気に入ってくれているようです)
電車絵本、男の子はもちろん、女の子にもオススメです♪
ではでは(^o^)!