こんにちは。
2歳のお誕生日に購入した絵本『ちびごりらのちびちび』のお話を書きます。
絵本の感想、娘の反応、私の思いなどについて書いています…。
ご興味のある方がいらっしゃったら、おつきあいいただけると嬉しいですm(_ _)m
『ちびゴリラのちびちび』を購入した経緯
本日ご紹介するのは、こちらの絵本。
- 作者: ルース・ボーンスタイン,いわたみみ
- 出版社/メーカー: ほるぷ出版
- 発売日: 1978/08
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 9回
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『ちびゴリラのちびちび』を知ったのは、Amazonで絵本探しをしているときだったと思います。
Amazonで商品を見ていると、関連する商品がどんどん表示されますよね。
絵本を探しているときはこれが本当に便利で、対象年齢が同じくらいで人気のある絵本を次々とピックアップしてくれるので、気になった関連絵本をクリックするということを繰り返して絵本探しをすることが多いです。
レビューの件数で人気度合いが分かるし、レビューで生の声が聞けるし、個人的には、オススメ絵本に関するまとめサイトよりも役に立つなぁ~なんて思っています。
さて、そんな中でたどり着いた、『ちびゴリラのちびちび』。
商品紹介では、下記のように書かれていました。
赤ちゃんゴリラのちびちびは、生まれたその日から、家族とジャングルのみんなに愛されます。子供達が、大人に「こんなふうに愛してほしい」と思っているやり方を描いた絵本。
何だか、分かるようで分からないですよね!笑
結局、どんな絵本なの?
まぁ、分からないくらいの紹介がちょうど良いのかもしれませんが…
ただ、レビューを読むと本当に大絶賛されていて、親子の愛情を再確認できるような、心あたたまる、素晴らしい絵本なのだろうということは十分に分かりました。
そのような絵本を求めていましたし、最後はちびちびのお誕生日をみんなで祝うシーンがあるということでお誕生日絵本にピッタリ!と思い、購入することにしました…。(まさに、「ピンときた」。)
読んだ感想
さて、私が読んでみた感想です。
読んでみて、商品紹介で書かれていたことの意味が分かりました。
この絵本、すごいストーリー、起承転結があるわけじゃないんですよ。
本当に、ただただ
「みんなはちびちびのことが大好き」
それだけの話です。
最初から最後まで、本当にそれだけなんです。
ただ、それだけなのに…
いや、それだけだからでしょうか?
読んでいるうちに、「大好き」「愛おしい」という気持ちがこみ上げてきます。
これは、読んでいる私が森の動物たちに感情移入して、「ちびちび」に対してそう思うのか?
もしくは、読み聞かせている娘への思い?
いや、その両方かも?
何だかよく分かりませんが、読んでいるうちに「大好き」「愛おしい」という優しい感情がこみ上げてきて、モヤモヤやイライラがどこかにいって、ス~と気持ちが軽くなるのを感じるんです。
とても不思議な力を持っている絵本だと思いました。
※ちなみに、夫も読んで涙ぐんだそうです(笑)
娘の反応
次に、娘の反応です。
実は、最初は娘はこの絵本のことがそんなに好きではないのかな?と思っていました。
たいていの新しい絵本は何度も「読んで!」と持ってくるのに、この絵本は持ってこないのです。
ゴリラが好きではないのかな?なんて思っていました。
でも。
ここで終わらないのが、この絵本のすごいところなんです。
「イヤ!」と拒否されたときや、すごく機嫌が悪くて癇癪を起こされているときであっても、私が娘の隣でこの絵本を(半ば強引に)読み始めると、娘は毎回とても真剣な表情でお話を聞いてくれるんです。
まばたきをしてないんじゃないか?というくらい、ジーっと、微動だにせずに最後まで聞いてくれます。
この前は、オムツを履くのを嫌がって大泣きしていたのに、この絵本を読んだらすんなり履かせてくれました。
もちろんいつでも上記のような効果があるわけではなく、その後は話を聞き終わったらやっぱりまたイヤイヤされることがあったりと反応もいろいろですが、どんなに興奮した状態でも、ちびちびのお話なら毎回素直に聞いてくれるんですよね!(今のところ)
大人だけでなく小さな子どもの心にも響いて、気持ちを落ち着かせてくれる絵本なのだと思います。
すごいです…!
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この絵本を読み終えた後、私は(恥ずかしげもなく)こう言って娘をギュギュッ~とします。
「娘も、ちびちびと一緒だね!娘が2歳になっても、何歳になっても、みんな娘のことが大好きなんだよー!!ギュギュー」
そしたら娘は照れながら?
「ギュギュー!チャンチャン♪」
と言ってくれます。笑
愛されているということを、たくさん伝えられる絵本だと思います。
これからも『ちびゴリラのちびちび』をたくさん読んであげて、「(何歳になっても)みんな娘のことが大好き」ということを伝えていきたいと思います。
そして、大きくなっても、娘の心のどこかで、幼少期のたくさんの思い出とともにこの絵本が生き続けてくれたら良いかな…なんて。
たくさん愛されて育てられてきたんだという実感が心のどこかにあれば、人に優しく、そして力強く生きていってくれる。
そう信じたいですね。
チャンチャン♪