在宅ワークよりオフィスワークが良いと思うのは、時代遅れでカッコ悪いのでしょうか。

完全オフィスワークに戻しました。

4月に新型コロナ感染拡大を受けて、わが社でも始まった在宅ワークの制度。

6月に1度感染状況が落ち着いて、完全オフィス勤務に戻った時期もあったのですが、その後第2波がきたりして、最近は再び在宅ワークを取り入れながらの勤務になっていました。

どうしてもオフィスでないとできない仕事もあるので、毎日ではないんですけどね。(在宅のない週もあったり、時期によりいろいろ。)

ですが、私の地域では新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いていることもあり、このたび完全オフィスワークに戻すことにしました。

その理由。

理由はいろいろありますが、1番の理由は

精神的にきつい

です。はい、コレ。

これだけ。

ここ最近またメンタルの調子が良くなく、4連休前にようやく少し回復したところだったのですが、メンタルの調子を悪化させている要因の1つに「在宅ワーク」があると判断しました。

在宅ワークをした日は、1日1人なのでズトンとメンタルが落ちてしまって・・・

昼休みも家事をしたりして、メリハリがつかないし。

で、出社日は、休み明けと同じような、エンジンがかからない状態。これがまたキツイ。

人と話したり、電話したりでようやくエンジンがかかりだして・・・。

オフィスで他の人とかかわりながら仕事をしていると、「気が紛れる」んですよね。ハリが出る感じ。

最近メンタルが落ちた原因は育児疲れ(お決まりの。)だったので、オフィスで気を紛らわすことはメンタルには好影響でした。

他にも、在宅ではできない作業もあるのでどうしても非効率になってしまうとか、オフィスの方が集中できるとか、在宅だと運動不足で健康に明らかに悪影響とかいう理由もありますけどね・・・。

通勤に片道1時間かかるので、育児中ならなおさら在宅勤務のメリットも大きいのですが、それでも上記のような状況が続いたので、しばらく完全オフィスワークに戻すことにしたのです。

在宅ワークよりオフィスワークが良いと思うのは、カッコ悪いのでしょうか。

在宅ワーク、向き不向きがあると思います。

私は向いていないのかな。

1人が好きなのに人とかかわるオフィスが良いなんて変な話ですが。

在宅ワークで鬱っぽくなる人もいるのは事実だと思います。

夫の友人の友人は在宅ワークで鬱になり、休職中だそうです・・・(うーん、考えさせられる。)

そういうデータが、今後出てくる気がしますね。

新型コロナだし、世の中の流れは、在宅ワークです。

在宅ワークのおかげで、満員の電車やバスに乗ってきつい思いをしなくて済むのは大変良いことだと思います。住居の選択肢も増えますし、通勤が大変過ぎて子どもを諦めていた人も諦めなくて済むようになったりとか、配偶者の転勤に同行するにしても仕事をやめないで済んだりとか、嫌な人間関係に悩まされなくて済むとか、メリットは本当にたくさんあると思います。

東京一極集中も是正されるかも!これはスゴイ。

この機会に、社会でいっそう進めていくことはとても大切だと思います。

この機会を逃したら、なかなか変われないからですね。

ただ、一方で、在宅ワークに向いていない人もいるし、心と体に悪影響を与える側面があるのも事実だと思います。

アフターコロナに関しては、何が何でも在宅ワーク!と同調圧力をかけるのは、いかがなものかなぁ・・・と。

「オフィスワークは時代遅れのかっこ悪い在り方」として、

「在宅ワークがきつい、オフィスワークの方が良い」という人の声を一方的にかき消してしまうのは危険ではないかなと思うのです。

本当に良い社会というのは、選択肢の多い社会、あらゆる価値観が尊重される社会です。

オフィスワークも、在宅ワークも、どちらにもそれぞれメリット・デメリットがあるので、個人によりいずれの選択もできる社会であったら良いのではないかと思っています。

ひとまず、私もメンタルの調子が良ければ在宅ワークでも問題ないかもしれないので、コロナの感染状況や自分のメンタル状況を踏まえ、柔軟に対応していきたいと思います!

(柔軟に対応できるなんて、コロナ前には考えられなかったな。。)

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