こんにちは。
今年の振り返り【家族編】です。
今年は我が家にとっては、激動の1年だった気がします。
ええ、5月に何と離婚危機が勃発!?
それを乗り越えた我が家の話です。。
【離婚危機】家族を養う気がない夫にストレス大爆発事件!
当時、私はこのブログとは別にひとりごとブログという謎ブログをやっておりまして、そのブログにこの騒動について書いた記事を掲載しました。
ひとりごとブログを閉じる際に、大部分の記事はこのブログに移行させましたが、その記事は内容があまりに感情的で見苦しかったため、結局移行させずに終わってしまいました・・・。
あの見苦しい記事を読んで、なおこのブログの読者であり続けて下さっている方がいらっしゃるとしたら本当に感謝というか、申し訳ないというか・・・。涙
さて、どのような騒動だったのか振り返ります。
【騒動の概要】
仕事に疲れた夫が「仕事をやめたい」と言ってきた!
しかも、転職する気はなく、パート+好きなこと(事業)をして生きたいと言う。
事業のビジョンもない上に、家計が心配なら家を売り払えば良い!とまで言う夫に心底失望した私は、離婚というワードが頭をよぎることになった。
(そしてブログで「夫は私に依存し過ぎている!」「ダメ夫!」「離婚を切り出されることはないと思っているみたい。どこからそんな自信が?」などと散々罵ったのであった。)
以上。
見方によっては、自己中なダメ夫にもなりうると思います。
しかし、別の見方をすれば、もともと精神的にタフではない夫が激務で心身ともに疲弊していたのは事実。
それに、夫は稼がないと言っているわけではありませんでした。
この騒動の性別が逆だったら、よくある話だと思います。
パートで家計を支えている奥さんだって世の中にはたくさんいます。
そのことを頭では理解していましたが、結局は、私が「夫(男)は家族を養わなければならない」(家族を養うという気概を持って働いて欲しい)という固定観念、理想にとらわれていたため、どうしても上記のようなことを言ってきた夫を受け入れることができなかったのでした・・・。
「世の中のお父さんはみんな家族のために当たり前のように働いているのに、どうして夫にはそれができないのか?」と、よそのお父さんと比べては、ただただため息をついていたのです。
その後の夫の変化
さて、私の承認が得られずに仕事を続けることになった夫ですが、騒動後、すぐに変化が起こりました。
なんと、積極的に家事をするようになったのです!
これまでは、残業がない時期もとにかく家事をやる気がなく、家では鬱々としながらネットや読書、ゲームばかりしていた、あの夫が…!
食事の配膳・片付け、皿洗い、ゴミ出しに加えて休日のまとめ買いまで!
料理も、揚げ物などは積極的にやってくれるようになりました。
自分用のエプロンを購入するほどの張り切りようです。
自己中な夫を変えることはできないと思っていた私は、信じられない気持ちでいました。
なぜ家事をやるようになったのか尋ねたころ、自由を得るためには自分が変わらなければならないと悟ったからだ、とのことでした。
ん?自由を得るためには…?とちょっと引っかかりつつも、家事の負担が減った私はとても楽になって、夫の変化に大満足なのでした。
私の心境の変化
さて、夫が家事をやるようになったことで、私の心境にも変化が起こりました。
夫には、(ストレスを抱えながら)バリバリ働いてたくさん稼いでもらうより、収入は少なくても良いからストレスフリーでいてくれた方が絶対に良い!幸せ!と思えるようになったのです。
夫がタフじゃないなら私が主で働けば良いじゃん!
むしろ、そっちの方が都合が良いかも…とすら思えるようになりました。
それは、あれだけとらわれていた
「夫(男)は家族を養わなければならない」
という固定観念から解放されたことを意味しました。
その結果、今まで夫に対して抱いていた不信感や、将来に対する不安もなくなり、とても気持ちが楽になりました・・・!
夫は、とりあえず今も会社で働き続けてくれています。
ただ、自由に稼ぐという夢に思いを馳せたり(←結局いまだにビジョンは見えない)、転職活動をしてみたりと、自由を求める活動は続けているようです。
この先どうなるかは分かりませんが、夫にストレスフリーでいてもらうことが家族の幸せだと理解した私に、もう怖いものはありません。
固定観念から解放されると、生きやすくなる
本日は、家族を養う気がない夫に対して怒り大爆発!離婚問題にまで発展したものの、その後夫が家事をするようになったことで、私も固定観念から解放され、夫婦ともに楽に生きられるようになった・・・というお話でした。
結局最後は綺麗な話でまとめてしまってすみません・・・とは思いつつも、事実なので(^◇^;)
ところで、この記事でお伝えしたかったことは、夫が仕事を辞めたいと言ってきたときには、古い価値観にとらわれずに受け入れよう!ということではありません。
仕事を辞めたがる夫を受け入れるべきか否かについては、完全にケースバイケースであり、どのような対応が正しいという答えはありません。
経済的な問題もありますし、その夫がどのくらい妻の信頼を得ているかという部分(夫の日頃の行いやこれまでの実績)も大きく関係してきます。
ですから、当時の私と同じように、家族を養う気がない夫にストレスを感じていらっしゃる方には、そんな夫を受け入れられないからと言って、自分を責めないで欲しいと私は思っています。。。(経験者の立場から)
ただ、「こうあるべき」、「こうでなければならない」…そういった固定観念から解放されると、とても生きやすくなるということについては、一般化できるように思います。
固定観念から抜け出すのは難しいことかもしれませんが、自分や周りの誰かが意識や行動を変えれば、状況は変わってくるかも…??
(夫が行動を変えたら、私の意識が変わったように…。)
そして、日頃から多様な価値観に触れて、柔軟な考え方ができるようになることも大切かも…??
騒動を乗り越えた今、私はそのように考えています。
(そして、多様な価値観・考え方を知るために、本も少しは読むようになったし、他のブロガーさんのブログを読む機会も増えたのでした。)
騒動の振り返りについては、以上です。
またまた重たい話でしたが、おつきあい下さった方はどうもありがとうございました。