公園で会った保育園パパに失言して凹んだ話。

公園で会った保育園パパに失言!

土曜日の夕方、近所の公園で、娘のクラスのお友達と会いました。
お友達は、お父さんと来ていました。

子供たちが一緒に遊び始めたので、親同士も何か話した方が良いのかなと思い、私は

「今日はお母さんはお仕事なんですか?」
と聞きました。

するとお父さんは
「はい」
と。

そしてその子は土曜保育も利用している子だったので、続けて

「今日は保育園はお休みなんですか」

と聞きました。

するとお父さんは、

「はい。私が休みのときは、保育園は休ませているので…」

と言ったのです。

私はこれまで、土曜日はお父さんが休みであろうとなかろうとその子は保育園に預けられていると思っていたので(その子のお母さんと話す中で、そうなのかなと思ったことがあった)、お父さんが1人でご飯を作ったり、遊んだりと、子供の面倒を見ているという事実に驚き、そして純粋に凄いなぁと思いました。

(うちの夫と比べたら!!)

そして、

「わー偉い!ワンオペですね~」

と発言したのです。

でも、発言してすぐに、しまったと思いました。

なぜかというと、そのお父さんはそうせざるを得ない状況だから、当たり前のこととしてやっているのに、それを「偉い」と言われたら良い気分にはならないのではないか…。

なぜお母さんが当たり前にやってることをお父さんがやっただけで、「偉い」になるのか?

しかも「偉い」って上から目線で何様だよって話です。

その根底には、「男は女よりも家事・育児能力が低い」「男にはワンオペ育児なんてできっこない」という見下しがあるのですから!

帰ってから夫にもこの件について話しましたが「偉い」という言葉のチョイスは悪かったのではないか…という話になりました。

夫だって、「1人で息子さんの看病して偉いね」なんて言われたら微妙だよね・・・?

人によっては、すごく不快になるであろう「偉いね」発言をしてしまった私。

人付き合いのことで、ひさしぶりに結構凹んだ出来事でした…。

反省すべきこと

今回反省すべきことは、私が「失言をしてしまったこと」ではなくて、「失言につながるような物の見方・考え方しかできていないこと」だと思うんです。

私は視野が狭く、偏見に満ちていて、思いやりが足りないということ。

世の中の男は、気が利かず、家事・育児能力が低く、1人で子どもの面倒なんて見ようとしないと決めつける視野の狭さ、偏見!

でも、世の中には、当たり前のこととして育児・家事を進んでこなしている男性だってたくさんいます。

それに、我が家はたまたま夫婦ともに暦通りの勤務ですが、そうでない家庭だってたくさんあるのです。

そういう家庭は、お母さんが仕事でお父さんが休みの日は、お父さんが家事・育児をやるのが当たり前(のはず)です!

自分たちはこうだけど、それとは違った暮らしをしている人もたくさんいる。
そういう人はどういう風に暮らし、そしてどういう思いや悩みを抱えているか…

そんな風に世の中にアンテナを張って、自分とは違う境遇の人たちに思いを馳せることができていれば、こういう失言にはつながらない気がします……。

とはいえ、反省しつつも、

「まだまだ意識の低いお父さんが多いから、当たり前に家事・育児をこなすお父さんが『偉い』になっちゃうだよ!」

と、今回の失言を世の中のせいにしたくなる自分がいるのも事実です。汗

でも、世の中のせいにするのは良くありませんね。。

自分の反省・学びにはつながらないから…

と、また反省するのでした。。

実際のところ、お父さんも率先して家事・育児をするのが当たり前な世の中にどれくらい近づいているんだろうか?とか、

「偉い」とか「凄い」って、時として人を不快にさせる言葉なの?とか、

立場が違う人を労うのって難しいなぁとか、

そこまで親しくない人と会話すると地雷を踏んだりするから人付き合いってやっぱり怖いとか、

ちょっとしたミスを過剰に気にする私はやっぱり人付き合いが苦手な母親なんだなぁとかとかとか…

いろいろと考えさせられた出来事でした…。

うーむ

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