終日、夫に子ども2人の世話をしてもらった結果
今年のお盆期間。
夫が休みで、私が仕事という日が1日あったので、夫に子ども2人の世話を頼んで私は仕事に行きました。
夕食は、前日のカレーの残りと決まっていたし、洗濯乾燥させた物は朝のうちにほとんど収納まで終わっていたので、やることのメインは子ども2人に昼食を食べさせることや、息子の寝かしつけ、見守りなどでしょうか。
1人で子ども2人の世話をするのに慣れていない夫が終日1人で子どもたちの面倒を見るのは大変だろうな・・・と思っていましたが、案の定大変だったようです。
帰宅してみると、グッタリと疲れ切った夫の姿がありました。
そして、夕食準備などはせずにソファーでダラダラと過ごし始める夫。
「大変だったね。お疲れ様。」
なんて言って労わないといけないのかもしれませんが、心が狭い私は、逆の立場だったら絶対に私が夕食準備して夫がソファでダラダラするのになぁ?と思って何だかモヤモヤしてしまいました。
そして夫は「仕事より育児の方が大変。」と認めた!!
そうだよね〜夫はそう感じると思ったー!
(ちなみに私も、仕事の方が楽だと感じている。)
そんなこんなで、モヤモヤしながらも、夫に育児の大変さを理解してもらえたのは良かったかな、なんて思ったのでした。
仕事と育児、どちらが大変か?は不毛な議論だけど・・・
「仕事よりも育児の方が大変だよね。」という話をした私たち夫婦。
でも、実際には、仕事と育児、どちらが大変か?は、答えのない不毛な議論であるとも思っています。
先日はYahoo!でこんな記事も目にしましたが・・・
夫婦喧嘩の必殺フレーズ「仕事より育児のほうが大変」は、何の解決策も生まない不毛な言葉だ
私が不毛な議論だと思う理由は、状況によっては、育児の方が大変にもなるし、仕事の方が大変にもなる、つまり答えはないからです。
仕事の分量も多すぎず、マイペースに淡々とやれる仕事だったら、やはり育児の方が大変だろうと思います。
でも、仕事の分量が多すぎたり、プレッシャーが重過ぎたり、上司からのパワハラがあったり、人間関係が最悪だったり、きついノルマがあったり・・・そういう仕事だったら、育児の方が楽に感じるかも。
それに、子どもの気質や親の性格などによっても育児の大変さは変わってきますしね。
状況が変われば答えが変わるのに、仕事と育児、どちらが大変か?という議論をしても仕方がない・・・・・・とは思う。
でも、そうではあるけれども、仕事も大変だけど育児もすごく大変なんだということを、より多くの人に理解して欲しいなぁとは思うんです。
かく言う私も、子どもを産み育てるまでは、育児の大変さを理解していない側の人間でした。
「育児って、オムツ替えてご飯を食べさせて・・・。え、後は?何が大変なの?」
って本当に思っていました。
悪意はありません。
やったことがないから、大変さが本当に分からないんです。
そういう人が、やっぱり世の中にはたくさんいる。
子どもがいる父親の中にも、そういう人は少なからずいるから恐ろしい。
子どもがいても、育児を主体的にしていなければ「何が大変なの?」って思ってしまうのだと思います・・・。
前の職場にも、「何で育児中の人は、当たり前に早く帰るの?(怒)」という考えの人はやっぱりいました。
「早く帰って何やっているの?」とか。友人は、子どものいる男性にそんなことを聞かれたらしいですよ(呆れ)。
どちらが大変?ではなく、
仕事も大変。育児も大変。
みんな頑張っている。
そういう風に理解する人がもっと増えれば、
育児中の人をより温かく見守ってくれるような、
より良い社会になるのではないかなぁ・・・
そんな風に思うのでした。