責任感を持って全力を尽くすことがベストではない(かもしれない)という現実

職場の方のお話

職場に、とても仕事のできる感じの方がいます。

その方がたまに体調不良でお休みをされるので、心配していたのですが、実は数年間に鬱病を患い、完全には復活できていないとのことでした。

その方の働きぶりを見ると、前任者が取り組めなかった課題1つ1つに問題意識を持ち、責任を持って取り組もうとされていて、そのような姿勢をとても尊敬していたのですが、そういった責任感の強さが鬱病につながった面もあるのかもしれない・・・と思うと、複雑な気持ちになります。

思うこと

私自身も、どちらかと言うとその方と同じような性格で、去年、育休復帰後に思うように働けない中、過度の責任感から自分を追い詰めてしまい、メンタル不調に陥ってしまったこともありました。

鬱病になると、自分の力を思うように発揮することは難しくなってしまうわけで。。

その時に、長い目で見れば、強い責任感と問題意識を持って、全力で仕事をすることが、必ずしもベストではないのだ、ということを学びました。

強い責任感を持って全力で仕事をして、その結果病気になってしまっても、誰も責任は取ってくれないというのが現実です。

自分を守れるのは、自分だけ。

そのことは、今後も十分に意識していかないといけないなぁと感じています。(自分はいつ鬱病になってもおかしくない、という危機感は持っているので・・・)

ところで、強い責任感を持つことが必ずしもベストではないかもしれない・・・ということは、責任感を持たずにのらりくらりとすることが素晴らしいということなのかというと・・・

うーん。。。世の中がそういう人ばかりになると、ちょっと困るなぁ・・・(^^;)(自分とは全く違う人種で、ある意味尊敬するけど・・・)

やはり、責任感の強い方々がいるおかげで、社会は成り立っているので、そういう方々には敬意を持っていたいし、その方々の頑張り・姿勢を否定する趣旨でこの記事を書いているわけではないのですよ・・・。

つまり、バランスが大事なのかなぁと!

発揮できる責任感は、その時の自分の余力によっても変わってきますし、その時の自分にとってベストなバランスを見極めて、そのバランスを保って働けるよう、調整する力を養っていきたいです。

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