気になりつつも、取り組めていなかったこと。
ずっとやらなきゃ・・・と思いながらも、取り組めていなかったことがあります。
それが、家の防災。
水や非常食などの災害用ストックは一応しているけれども、それ以上のことはできておらず、何から手をつけたら良いのか分からない状況でした。
そして忙しいなどと言い訳をして後回し・・・。
しかし、毎年当たり前のように発生する、大雨による洪水・土砂崩れ、去年は台風もひどかった・・・。
いつどこで起こるか分からない、大地震。
そういった大災害を目の当たりにして、一念発起!
今年はやるぞ!と、ついに重い腰をあげたのでした・・・。
読んだ本。
何から手をつけて良いか分からなかった私。
手にとっては本は、こちらです。
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災害レスキューナースとして25年活躍されている辻直美さんが「お金をかけずに命を守る防災テクニック」をまとめた本。
100円ショップで買えるものや家にあるもので災害に強い家を作る・災害に備える方法や、非常用持ち出し袋のアレンジ法など、「お金をかけずに命を守る防災テクニック」について解説されています。
災害への備えから、災害が発生した時にとるべき行動まで網羅されており、しかもとても踏み込んだ、具体的な情報が載っていて、「防災はこの1冊で十分」「防災本の中でも内容が群を抜いている」というレビューを読んで、購入を決めました。
本の中では、震度6弱を記録した2018年の大阪北部地震直後の、著者の部屋の様子と、同じマンションのお隣の部屋の様子の比較写真が掲載されていたのですが、その被害の差に驚きます。
100均グッズなどで対策をしていた著者の部屋は調味料ボトルが4本倒れただけだったのに対して、お隣はキッチンは食器が割れて散乱・・・リビングや寝室もラックや本棚が倒れるなどして部屋はめちゃくちゃになっていました。
対策しているのとしていないのではこんなに違うんだと、気が引き締まります。
防災への備えに関しては、部屋ごとに対策のポイントが書かれていて分かりやすかったです。滑り止めシートやストッパーなど、100均で買えるアイテムの活用方法が写真付きで具体的に紹介されています。
防災グッズに関しても、カンパンなど特別な非常食は不要・インスタントラーメンなど「普段食べているものをちょっと多めに」でOK、非常用携帯トイレではなくペットシーツと新聞紙が使えるなど、本当に必要な物だけを教えてくれるので、すごく参考になりました。
非常用持ち出し袋の中身も、辻さんが試行錯誤を重ねて厳選された物が紹介されていましたよ。
被災時のクッキングや、災害用トイレ・ペットボトルウォシュレットの作り方など、ためになる情報が盛りだくさんでした!
で、まずやりたいこと。
本を読んで、まずやりたいと思ったこと。
それが、キッチンの防災です。
本の中でも、皿や包丁など凶器が多いキッチンから手をつけるようにと書かれていました。
収納の基本は「上には軽いもの、下には重いもの・割れ物」だそうです。
確かにそうよね・・・でも、うちの食器棚の仕様上、高いところに食器を置いている・・・。
どうしましょう・・・ということで、できれば食器を下の段の引き出しタイプのところに収納するようにしようかなと考えています。今は、そこのスペースにインスタントラーメンやタッパーなど軽い物を収納しているので、入れ替えようかな、と。
辻さんのお宅のキッチンも、下の段の引き出しタイプのところに、100均の収納ケースを利用してお皿を収納していましたので、マネしてみようと思います。
そんなわけで、お盆期間にやりたいことは、まずは食器類の断捨離!
100均で滑り止めシートや転倒防止ジェル(耐震マット)を大量に買う!収納ケースやドアストッパーも必要に応じて。
そして、食器類の移動。
滑り止めシートをいろんなところに敷く。
まずは、お盆期間にこれぐらい着手したいと思います。
幸い寝室には、ベッド以外の家具はないので、安全かな?
あとは、もう少し本を読みこみつつ、本当に必要なものを順次揃えていきたいと思います!