【事件】陣痛以上の「激痛」を経験!
先週、1週間ほどブログを更新できていませんでした。
それには理由がありまして、土日に、「激痛」に苦しんでおりまして、ブログどころではなかったのです。
激痛の原因は「バルトリン腺膿瘍」です。
婦人科系の話ですが、すみません。
女性の左右外陰部(陰唇)の皮膚の内側にはバルトリン腺という分泌腺が存在していますが、この腺の出口部分(開口部)が何らかの理由により閉塞することで、腺から分泌された液体が貯留し袋状に腫れてしまいます。これをバルトリン腺嚢胞と呼びます。
バルトリン腺嚢胞自体は、小さなものであれば自覚症状もなく自身で気づかないことが多いですが、徐々に増大してくると自身でも腫れることに気づきます。この段階では通常痛みはありませんが、このバルトリン腺嚢胞内部に細菌感染が生じると、内部に膿瘍が形成され、炎症とともに非常に強い痛みが生じてきます。
要は、外陰部の片側にできたできものが、細菌感染して痛みをともなうようになった・・・といった感じ。
今までも、ちょっとしたできものができることはありましたが、数日で治癒していたので今回も同じかな・・・と思って様子を見ていたものの、痛みをともなうようになり、しかも腫れ方が尋常でないので金曜日に急遽婦人科へ。
「ピークはこれからだから、まだ膿抜きはしないでおきましょう」と言われ、抗生剤をもらって帰宅。
痛みを感じるといっても、まだ金曜日までは動けていたので良かったのです。
土曜日の朝方には、痛みで目を覚ましてしまうほどになり、以降、動くと激痛を感じるので寝たきり状態になりました・・・。
土曜日の夕方には、寝ていても何をしていても痛い・・・という状況になり、本当に動けない!(寝返りさえ打てないのです!)
ソファーで横たわっていると、娘が乗ってきて、患部を圧迫!
あまりの激痛に、「ギャーーーーーー!!!痛い~!!痛いよ~~!!」と言って号泣。
痛みで泣いたのは生まれて初めてです・・・
その夜も痛みであまり眠れず・・・。
その後、日曜日にやっているレディースクリニックがあったので、力をふりしぼって電車を利用して向かい、午後に受診。
病院で膿をとってもらうとすぐに痛みは軽減するということなので、そういった処置をしてもらおうと思ったのですが、
「日曜日だし、出血したりするとねぇ・・・今日は痛み止めで我慢して、明日〇〇レディースクリニックにまた行って」
とやる気のない対応をされ、帰された。(口コミの評判も悪いクリニックだったので、なるほどという感じ。まぁ別のクリニックの患者を扱いたくない気持ちも分かるけどさ。)
しかし、無理やり歩いたのが良かったのでしょうか・・・。
帰宅後に腫れているところから膿が出てきて、少しずつ楽になっていきました。(「自壊」というらしい。)
ネットで調べて、自壊するとすぐに楽になると聞いていたのですが、そのとおり。
夜には普通に歩けるようになり、熟睡することができました。
日曜日まで寝たきりだったので、月曜日の出勤も困難かと思っていましたが、朝にはすこぶる元気になっていたので、そのまま出勤し、今日に至ります。
「陣痛より痛い」は本当?
とにかく、痛かった「バルトリン腺膿瘍」。
陣痛以上と感じるかどうかは、人・状況次第でしょうか・・・。
同じ「バルトリン腺膿瘍」でも、痛みのレベルは人と状況により変わってくるようです。
でも、ネットで調べた限りでは、私レベルの激痛を感じる人も少なくない模様。多くの方が、ベッドから動けない、寝返りもできない痛みだと書いておられました。
私の場合は、陣痛でそこまで痛い思いをしていないので、「自分は痛みに強い方なのかしら?」なんて思っていましたが、痛みに強いわけではなかったんだ!ということが分かりました・・・(単に強い陣痛の時間が短いだけ)。とんでもない勘違いでした!
寝返りすらうてない「バルトリン腺膿瘍」の痛みで悶絶する中、「これじゃ、陣痛の方がマシだ・・・。」と思ったのでした。
でも、「陣痛で長時間苦しんだ」という人は、きっとこんな(これ以上の)苦しい思いをしたのだろうな・・・これはキツイな・・・とも思いました。
思ったこと、いろいろ。
こんな激痛を経験して、いろんなことを考えました。
とにかく1番は、もうこんな思いは絶対したくない!!!!無理無理無理無理絶対無理ということ。
ところが、このバルトリン、再発することも少なくないようです。涙
もう、怖すぎます、本当に。。
ストレスが溜まったり、疲れたりして免疫力が落ちているときになりやすいようなので、とにかく無理は厳禁!
休日も睡眠時間をしっかり確保するために、ブログを書くために遅く寝たり、早く起きたりすることはやめようと思いました・・・。
(個人的には、去年より1000分の1くらいのストレスしか感じていない今、発症してしまったのがショック!)
土日の間寝たきりで、家のことも子どものことも何もできませんでした・・・。
子どもといろいろやろうと思っていたのに、こんな形で休日を奪ってしまい、申し訳なく、もっと子どもとの時間を大切にしたいと思いました・・・。
私が動けない代わりに夫は1人で休む間もなく動いて疲弊しており、申し訳ないと思いましたが、それはいつもの私の姿に他ならなかったので、複雑な思いがしたりしました・・・。(1人でやっている分いつもの私以上に負担がかかっているのでそこは申し訳ないのだけれど)
寝たきりでキツイけれど、命にかかわる病ではない・・・
これが命にかかわる病気だったら、我が家はどうなってしまうんだろう・・・
と思ったり・・・
本当に、健康の大切さを身に染みて感じた事件でした・・・。
家族のためにも、健康でいなければ!
肉を食べなければ!
睡眠をとらなければ!
サプリも飲もうかな・・・
いろいろと、考え中です。
「バルトリン腺膿瘍、再発の可能性あり!(恐怖!!!)」を肝に銘じて、健康に気を付けた生活を送っていきたいと思います・・・。涙