こんにちは。
電車を題材にした絵本は、たくさんありますよね。
我が家の場合は、今まで8冊の電車絵本を読みました。
(2冊は家の絵本、5冊は図書館絵本、1冊は支援センターの絵本)
どの絵本も娘に大ヒットしているので、電車絵本は子どもを引きつける魅力があって素晴らしいな~としみじみ思っております。
人気ゆえに、これでもか!というくらいたくさんの電車絵本が世に出ているのでしょうね。
さて、この記事では、読んだ中で1、2歳のお子さんに特におすすめしたい電車絵本を4点ご紹介します!
家用の電車絵本やプレゼント用の絵本をお探しの方にとって、参考になれば幸いです・・・!
目次
1、2歳におすすめしたい電車絵本4点
でんしゃでいこう でんしゃでかえろう
まず1点目は、間瀬なおかたさんの『でんしゃでいこう でんしゃでかえろう』。
電車が山の駅を出発し、海の駅に到着するまでのお話です。
ストーリーがあるわけではないのですが、ページをめくるたびに景色が変わっていって、最後には目的地に到着!
そんな「電車の旅」を楽しむ絵本です。
- 作者: 間瀬なおかた
- 出版社/メーカー: ひさかたチャイルド
- 発売日: 2002/01/01
- メディア: 単行本
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トンネルをくぐるたびに移り変わる風景は、圧巻!
雪山、鉄橋、海・・・風景の絵がとても美しく、大人もその魅力に引きこまれます。
文章は短く、リズミカルです。
「でででん どどどん」などなど、独特な電車の音も面白い。
後ろからも読めるようになっているのも、面白い。(後ろから読むと『でんしゃで かえろう』になり、海の駅から山の駅への旅になります。)
トンネルのページには小さな窓があって、次の風景の一部がのぞけるのも面白い。子どもも興味津々です。
風景、音、仕掛け・・・魅力盛りだくさんの絵本です。
わくわく でんしゃしゅっぱつ
2点目は、クリスマスプレゼントに購入した『わくわく でんしゃしゅっぱつ』。
けんたとお母さんが、電車に乗って山のおじさんに会いに行くというストーリー。
わくわくでんしゃしゅっぱつ (視覚デザインののりものえほん)
- 作者: 視覚デザイン研究所,くにすえたくし
- 出版社/メーカー: 視覚デザイン研究所
- 発売日: 2010/08/10
- メディア: 大型本
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この絵本の特徴は、視覚情報が非常に多いこと。
視覚デザイン研究所が出版しているだけあって、「絵を見せる」ということを意識した作りになっています。
登場人物が人間ではなくいろんな動物という点も、子どもにとっては面白いみたいです。
子どもも、各ページをすみずみまでじっくりと見て、いろんな発見をして楽しんでいます。
指さしをしながら、「うみ!」「いぬ!」「いるか!」などと発語も促されます。
こちらの絵本は、自然の風景だけでなく、都会的な風景も。
子どもがワクワクしながら読む(見る)のを楽しんでくれるという点では、非常に良い絵本です。
私は友人や親戚のお子さん(1・2歳)へのちょっとしたプレゼントは、この絵本と決めています。すんごいメジャーというわけではないのに、内容が良いのが◎
みんな、「こんな絵本あるんだ〜!」と、すごく喜んでくれます。
※『でんしゃでいこう でんしゃでかえろう』も『わくわく でんしゃしゅっぱつ』も風景を見て楽しむという点は似ていますが、前者は「自然」をより感じられて大人も子どもと一緒に絵本の魅力を味わえる不朽の名作という印象なのに対し、後者はエンターテイメント性が強く純粋に子ども向けの絵本、という印象です。どちらもそれぞれ良さがあると思います。
でんしゃにのったよ
3点目は、1歳9ヶ月頃に図書館で借りた『でんしゃにのったよ』。
男の子がお母さんと一緒に、電車や新幹線を乗り継いで東京の親戚に会いに行くというお話。
電車に乗るというストーリーを味わいつつ、移り変わっていく風景を見て楽しめる絵本です。
- 作者: 岡本雄司
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 2013/04/10
- メディア: 単行本
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これは当時娘に大大大大ヒットした絵本で、もう一度借りたくてしょうがない。2歳3カ月となった今では、どんな反応をするのだろう?
男の子のわくわく感がすごく伝わってきて、読みながら大人も子どもと一緒にワクワクできます。
男の子が新幹線に感激するシーンや、駅弁を買うシーンもあったり・・・臨場感がすごい!
移り変わっていく風景も趣深く、魅力が盛りだくさんの絵本でした。
ちなみに、やや長いので、1歳の子には早いかもです・・・すみません。風景を眺めてもらうのはできると思います。
カンカンカン でんしゃがくるよ
4点目は、『カンカンカン でんしゃがくるよ』です。
- 作者: 津田光郎
- 出版社/メーカー: 新日本出版社
- 発売日: 1990/02/01
- メディア: 単行本
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これはたまに行く子育て支援センターにあって、子どもたちに大人気の電車絵本なのですが、どんぐり村のとある踏切を、いろんな電車が通っていく様子を見て楽しむ絵本です。
娘もままごと遊びに飽きたら、他の絵本には目もくれず、「かんかんかん・・・(きょろきょろ)」と、いつもこの絵本を探し始めます。
どんぐり村の踏切は、大忙し!
いろんな種類の電車が次々と通過していきます。
次はどんな電車が通るのか?と、ワクワクです。
「カンカンカン でんしゃがくるよ」のリズミカルな文章も心地よく、何度読んでも飽きない絵本です。
電車の色に着目したり、車両の数を数えるページもあるので、色や概念の勉強にもなる点も良いと思います。
この絵本のおかげで娘は踏切が大好きになりました。笑
長くなりましたが、おすすめの電車絵本のご紹介は以上です。
ひとえに電車絵本といっていくつかのパターンがあり、各々風景を見て楽しんだり、乗車の疑似体験をして楽しんだり、変化を楽しんだりと、様々な角度から楽しむことができると思います。
さらに、どのパターンの絵本でも、「ガタンゴトン」とか、「ゴー」といった、電車ならではの音も楽しむことができますよね。
電車絵本は、ストーリーというよりも、純粋に絵を見ることや、音を聞くことを楽しめるものが多いので、1・2歳の読み聞かせには非常に適した絵本であると感じています。
我が家には電車絵本がすでに2冊あるので、これ以上買えるかは分かりませんが、今後も図書館などでいくつか借りて読むことができたら良いな・・・と思っています。
ほんとに電車絵本って、すごい!(←何度も言う。
では、本日は、電車絵本についてのお話でした。
長いのにおつきあい下さった方は、どうもありがとうございました。
こんな記事も書いています
★この記事に登場した、『でんしゃでいこう でんしゃでかえろう』は、下記の記事で詳しくご紹介しています。個人的には、不朽の名作だと思います。笑
文章はリズミカルで短く、小さい子でも楽しめます。大人も雄大な自然の風景を見て楽しめる(ノスタルジックな気分に浸れる)という点では、お得感があります。
★電車とは関係ありませんが、『アンパンマンをさがせ』も1、2歳にすごくおススメです。