娘が公園で他の子に叩かれる。
先日、公園での出来事です。
娘が、ベンチに置いてあった他の子のオモチャに興味を示し、手を伸ばそうとしていたので、「お友達のだよ!」と制止していたところ、その所有者と思われる子(2歳半くらい?)がやってきて、娘の顔を結構強く叩いてしまいました。
近くにいたその子の親には、すかさず「すみません!」と謝られ、キッカケを作ったのはこちらだったので私も「こちらこそ、すみません。」と謝罪し、退散。
娘はしばらく泣くのを必死で我慢している表情をしていましたが、最後には「おうちに帰る~」と大泣き。
そんな中、他の子もその子に叩かれて泣き始めてしまい、公園は一時異様な雰囲気になってしまいました…。
結局、娘を落ち着かせて、そのまま公園を後にしました。
うちの娘にも攻撃的な時期はあった。。
今回は、叩かれるキッカケを作ったのがこちらだったので、被害者面をしてはいけないのかなぁ・・・とは悩みつつも、ここまではっきりと子どもが暴力を振るわれるのを見たのは初めてだったので、非常にショックでした。
「しゃべれないから手が出る」以上の攻撃性を感じたので。。
とはいえ、うちの娘にもちょっと攻撃的な時期、あったんですよねー・・・。
2歳半前くらいですかね。
思い通りにならないと、私や夫をポカポカ叩いたり、噛みつこうとしたり・・・。
支援センターでは、オモチャの取り合いになったりとか。。
当時は、うちの子、なんて攻撃的なの・・・!
とすごく不安でした。
こんな記事を書いたこともありましたね・・・(^_^;)↓
それでも、3歳が近づくにつれて、そういった行動もなくなっていきました。
今では、お友達に「どうぞ」もできるようになったし、順番も守れるし、食べ物も「はんぶんこ〜」して渡してくれるほどになりました(;_;)(はんぶんこ〜は、こどもちゃれんじのおかげかな?笑
一時期の攻撃性はなくなって、良かった・・・と、ひとまず安心しています。
とはいえ、今後も引き続き、暴力はもちろん、お友達が嫌だと思うことをしてはいけないことなど、しっかり伝えていかないといけないなぁ・・・と改めて思いました。
他の人の物に手を伸ばしたらいけないことも、もっとしっかり伝えていかないといけないですね(>_<)
今回叩いた子も、娘よりも月齢は小さいように思われたので、その攻撃性は一時的なものなのかもしれませんね。
また公園で一緒になることもあるかもしれないし、そうであって欲しいなぁ・・・と切に願います。
子どもの「思いやり」を育むためには?
娘が叩かれてショックを受けた話についてでした。
結構ショックだったので、上記以外のことも、いろいろと考えさせられた出来事でした。
攻撃的な子って、どうしても一定数出てきてしまうものだと思うので、今後も保育園生活など心配だなぁ・・・とか、
子どもが攻撃的=親が悪い・愛情不足・・といった単純な話でもないんだよなぁ・・・とか、
うちも加害者側になる可能性だってあるんだよなぁ・・・とか、
本当に、いろいろと考えてしまいました。
加害者側の親になるのも、被害者側の親になるのも、辛いものです。
子ども1人1人が、他の子が嫌がることをしないで、思いやりを持って友達づきあいができるように育ってくれたら良いですよね。
思い出したのは、
「思いやり」は「思いやられること」でしか、育まれない
ということ。
子どもというのは幼ければ幼いほど自己中心的であるが、幼少期の親との関わり合いの中で、少しずつ思いやりの気持ちが生まれてくる。
ゆっくりと育まれるものなので、なかなか表に現われにくい。
「思いやり」の心を育てるためには、まず他の人から十分に「思いやられた」という経験が基礎として必要なのである。
『子供の「脳」は肌にある』(山口創、光文社新書)より
小さいうちは自己中心的だったり、一時的に攻撃的になったりしたとしても、親がたくさんの思いやりを持って子どもと接すれば、(暴力など振るわずに)きちんと人を思いやれる子になる・・・。
そう信じて、今後も子どもと接していきたいですね。