先日の記事で、1人目育休中は、ママ=怖いと思ってふさぎ込んでいた私も、だいぶ普通になってきた、ということをチラリと書きました。
それに関して、そこに至るまでの心境の変化などを綴ります。
1人目育休中、人間不信でした
1人目育休中は、人間不信でした。
その理由としては、その少し前に職場で慕っていた方(女性)が実は怖い人(2重人格)で、ひどく傷つけられる・・・という出来事があったからです。
後から知ったことですが、その方はメンタル疾患持ちだったので、「仕方ない」と水に流せれば良かったのですが、当時の私にはそんなことはできず、ひどいトラウマになりました。
それに加え、妊娠・出産を機に気まずくなった友人や先輩がいて、そのこともすごくすごくショックでした。
こんなに悲しい思いをするなら、最初から仲良くしなければ良かった?なんてヒドいことを思ってしまい・・・。
さらにさらに。ちょうど同時期に他の女性たちのイザコザも見てしまい・・・(げんなり)
そんなこんなで、私は「人付き合いをしても、傷つけ合って終わるだけ!」と思い、「新たな人間関係は築かない!」と強く決意するに至ったのでした。
そしてその決意どおり、1人目の育休期間は、誰とも交流することなく1人で過ごしました。
いかにもトラブルが起きそうな、母親づきあいなんて、恐ろし過ぎて・・・。
その後の変化
1年間の育休を経て復職してみると、異動により働くメンバーが結構変わっていました。
「新たな人間関係は築かない!」「誰にも心を開かない!」という決意を相変わらず強く持っていた私は、中には怖い人・嫌な人がいるかもしれない・・・と警戒。
話したり、笑ったり・・・ちょっと気が緩んで心を開きそうになると、「あ・・・いかん、いかん」なんて自分に言い聞かせていました。
ですが・・・
新しい方たちは、本当に良い方ばかりだったのです。
子どもの体調不良で休みがちになったときも、
「子育てはとんくりさんにしかできないことだから、お子さんを優先して下さい」
と心から言って下さり、本当にありがたかったです。
で、結局良い人たち過ぎて、いつのまにかスッカリ心を開いてしまっていました。
そもそも、人間関係を築かずに仕事をするなんて、無理でした(^_^;)
そして、あれだけ恐怖心を持っていた母親同士のつきあいに関しても、保育園生活を1年・2年・・・と続けていくうちに、気軽に話せるお母さんも少しはでてきました。
0歳クラスから一緒のお母さんたち。
公園でたまーに一緒になるお母さん。
実は家が超超ご近所だったお母さん。
本当に、素敵な方ばかりです。
2人目を妊娠してからは、「予定日はいつですか〜?」「性別はどちらですか〜?」と声をかけて下さる方も増えました。
心優しい職場の方や、声をかけて下さる保育園のお母さんたち。
他にも、(ようやく)タイミングが合えば声をかけあえるようになった、お向かいのママさん。
もちろん、陰ながら応援して下さる、そしてときにコメントまで下さるこのブログの読者さんたちも!
素敵な方々のおかげで、トゲトゲしていた私の心は和らいでいったのでした。
今、思うこと
「人付き合いなんかするもんか!」と心を閉ざしていた日々。
今思えば、ずいぶんと子どもだったな・・・と思います。
母親なのにね。
確かに、世の中には嫌な人もいるけれど、大半は、自分を助けてくれる、良い人なのです。
ほんの少しの嫌な人、嫌な出来事のために、良い人との縁を持つことを拒絶するのは、とてももったいないことだと今は思います。
今後も人づきあいをする上で、運悪く、嫌な人に傷つけられたり、誰かを傷つけてしまったり、トラブルに巻き込まれて面倒なことになったり・・・そんなことも、もしかしたらあるかもしれません。
でも、そんなときも、「もう誰ともかかわるもんか!」と思うのではなく、「こんなこともあるさ」と水に流せる強い心を持っていたい・・・と思うのです。
心を閉ざしているときは、自分を守ることに必死で、ツンツンして、人に優しくできていませんでした、私。
これから、どんな形で、人に優しくできるだろうか・・・。
人見知りだし、1人が好きでマイペースなところは相変わらずなので、今後も積極的に人づきあいをすることはないと思いますが、それでも、1つ1つのご縁を大切にしていきたい・・・と思っています。