保育園の継続利用が決まりました。
4月から、娘は2歳児クラスに進級。
保育園3年目の春です…。
「保育園 かわいそう」と思っていた、あの頃
私はもともと、保育園=かわいそう、だとは全く思っていませんでした。
今の時代、普通だよね…くらいの感覚でした。
そんな私の考えが揺らいだのは、育休中のことでした。
yahooで保育園について調べていたところ、
「保育園 かわいそう」
という関連ワードが出てきたんですよね!
ビックリしました。
それで、ついつい気になって、その関連ワードをクリックしてしまったのです…!
そしたら。。。
出るわ出るわ!
知恵袋で…
ガールズチャンネルで…
0、1歳など小さいうちから子どもを保育園に預けて働くママたちに対する批判・中傷の嵐…!
「親に甘えられない子どもがかわいそう」
「自分の贅沢のために子どもを犠牲にして…」
(ぜ…贅沢!?)
etc.
保育園児を見ていたらかわいそうだから、自分の子どもは預けたくないという保育士さんや、自分は保育園に預けられて寂しかったという人たちまで…。
さらに、バリバリの専業主婦だった実母からは、こんなことを言われました。
「(共働きで)結局犠牲になるのは、子どもなのよね。」
ぎ…犠牲ー…!?!?!?
そんなネガティブな意見ばかり読んだり聞いたりしたもんだから、「保育園はかわいそうなのか…」 「1歳から子どもを預ける私は、ひどい親なのか…」と、すっかり自信をなくしてしまいました。
保育園に入園してみると…
こうして、「保育園 かわいそう」という思いを抱えたまま、二年前の4月から、保育園の利用を始めました。
ですが、改めて周りの人の話を聞いたり、様子を見て分かったのですが、「保育園 かわいそう」などと思っているのは私だけでした。
(あら…考えが古くてお恥ずかしい(^_^;))
みんな、信念を持って、働きながら子育てをしている様子。
さらに、保育園の子どもたちの様子を見ても、「かわいそう」というイメージとはちょっと違って・・・。
日中は、体を動かしたり、歌ったり、工作をしたりと、様々な活動・体験をさせてもらっています。
給食は毎日おかわりするほどモリモリ食べて、お昼にはみんなでぐっすり…。
迎えに行っても、指をしゃぶって寂しそうに親を待ってる…みたいなイメージとは全然違い、いつもニコニコ笑顔で出迎えてくれる娘です。周りの子も元気です。
1日10時間も保育園で過ごすので、お母さんより先生に懐いてしまうのでは!?なんて最初は心配していましたが、そんなハズはありませんでした。
毎週あっという間にやってくる休日はベッタリ過ごして、今ではしっかりと親子の愛着形成もできていると感じます。
家でも機嫌よく遊んでいるし、絵本の読み聞かせなどもできています。
うーん…。
うちの娘、かわいそうかな?
夫「いや、全然。」
とにかく、現実は、かわいそうなイメージとは、違いました…。
なんだか、私は一部のネガティブな意見を、全体の意見として受け止めてしまっていたようです…。
「~はかわいそう」「~が理想」は、社会が作り出す幻想なのかしら?
私が見たネガティブな情報は、古いものだったのでしょうか。
もしかしたら、今でもネット上のどこかでは、「保育園 かわいそう」という発信がなされているのかもしれません。
分かりません。
でも、もし、今後さらに共働き化が進んで、小さいうちから子どもを保育園に預けることが当たり前の社会になったら、「保育園 かわいそう」などというネガティブな意見は、完全にどこかに消え去ってしまうことでしょう。
さらには、今度は少数派になった保育園に預けない派の人たちが、肩身が狭い思いをする…なんてことも、あり得るんでしょうか!?
少し前までは三歳児神話があって、家庭保育が理想と言われていたのに・・・何だか、変な感じです。
「~はかわいそう」、「~が理想」。
それは、社会が作り出す幻想なのかしら?なんて、思ってしまいます。
どんな選択をしても、立場や考え方が違う人から、「かわいそう」だとか「もったいない」とか、いろいろ言われてしまうのは世の常かもしれません。特に、それが少数派だと・・・。
かつては「保育園 かわいそう」の大合唱を気にしていた私ですが、今では、自分が置かれた状況を踏まえて、自分が信じる道を行けば良いのだと思っています。
私はこれからも、働きながら子育てをしていくわけで・・・それ以外の選択肢はありません。
あと数年したら、仕事がもう少し厳しい状況になるかもしれません。
それでも、娘に、この家に生まれて良かった、この環境で育って良かった、と思ってもらえるように、できる範囲で、できることをやっていくのみです。