当たり前じゃないことを当たり前と思ってしまうことの罪。

反省したこと

スマホを開いても、Yahooニュースで新型コロナウイルスの情報ばかりチェックしてしまうのはきっと私だけではないことでしょう・・・(グッタリ)。

そんな中、少し前に、Yahooニュースでこんな記事を目にしました。

「このままでは保育士が倒れる」新型コロナで疲弊する保育園のリアル

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、保育園では体調不良の職員を休ませるなどして職員の数が少ない中、感染症予防のための措置を徹底するなどしており、現場の負担がかなり増えているという内容でした。

以下、記事からの引用。

「職員の数が少ない上に、やることが多いので、現場はとにかく1日中バタバタしています。保育士が園でお預かりする子どもたちをコロナから守るためにどれだけ神経使って頑張っているのか、少しでも多くの人に知ってほしいです。学校や幼稚園は休校、休園措置を取っているなか、開園している保育園の努力を知ってほしいです」

こちらの記事を読んで、私めは反省しました。

先日、こんな記事を書いていたわけで。

新型肺炎の影響で、呼び出し地獄?影響、続々!

内容としては、新型コロナウイルスの影響で保育園の登園基準が厳しくなり、熱が上がりやすい息子は頻繁に呼び出されるようになりそうな気配で、困っている!といったもの。

いやいや、困っているのは保育士さんなわけで・・・

この期に及んで自分のことしか考えておらず、現場の保育士さんが大変な思いをしていることに全然考えが及んでいなかったことを、非常に恥ずかしく、申し訳なく思いました。。。

なんでそんなことに?

なぜ、この期に及んで自分中心に考えてしまっていたのか・・・

それは、いろいろと本来は当たり前でないことを、当たり前と思ってしまっていたからだろうな、と。

例えば、保育園では、37度台では様子を見てもらうのが当たり前。

(これは、うちの保育園が寛大なだけなのか・・・?)

今まではそうだったから、そうしてもらうのが当たり前という感覚になっていました。

子どもの体調が多少悪くても、熱がないなら預かってもらうのが当たり前、とか。

(本来なら、休ませてあげるべきだし、今の状況ならなおさら!)

保育士さんは、子どもの面倒を見るのが当たり前、とか。これは仕事だからもちろんそうなのだけれど、負担と責任が大きいのに待遇が悪いことに耐えられなくなり、辞めてしまう方が出てもおかしくないわけで・・・

待遇が悪い中、子どもに良くして下さる保育士さんたちに甘えている状況なわけです。

そして、学校が休校になる中、保育園は開園するのが当たり前・・・これも、働く親に配慮して通わせてもらっている状況なわけで・・・。

全国には休校のせいで仕事ができなくなった方がたくさんいらっしゃるわけです。

あげていけばキリがありませんが、そんな風に、いろんな面で、本来は当たり前でないことを当たり前だと思ってしまっていたのだと思います。

そして、視野が狭く、それが間違っているんだと気がつく機会がなかったのです・・・。

当たり前じゃないことを当たり前と思ったらどうなるか

当たり前でないことを当たり前と思ってしまうと、現状に不満ばかり抱き、権利ばかり主張する人になってしまいます。

いわゆる、クレーマーです。

「うちの子、熱が一時的に上がりやすい体質なのになんでわざわざ呼び出すのよ!働いているこっちの身にもなりなさいよ!」

なんて言うと、立派なクレーマーなわけです。

諸々のことが本来当たり前でないんだ、ということが分かっていれば、そんなクレームにはならないはずです。

他にも、例えば病児保育も、うちの地域はたまたま恵まれていて利用することができますが、利用できない地域の方が圧倒的に多いはずです。

利用できることが当たり前だと思っていると、利用するにあたって何かしら不便なことがあった場合に、クレームを言う人だって出てくるかもしれません。

本来なら、利用できるだけでもありがたいことなのに・・・

めったにないこと=有難し=ありがたい。

当たり前だと思ってしまうと、ありがたいという感謝の気持ちを忘れてしまうのだと思います。

そうならないために

人は、現状を当たり前だと思ってしまいがちです。

自分はこうだから、こうできているから、それが当たり前、と。

でも、本当はそうでないのかもしれない。

家族みんなが健康でいることだって、

仕事があることだって、

保育園に通わせることができていることだって、

本当は、当たり前ではないんですよね・・・。

当たり前を当たり前と思わないためにも、自分とは違う立場、境遇の人の視点に立った情報をキャッチし、視野を広げることが必要なのだと思います。

そのためには、ニュースを見たり、新聞記事やネットニュースを読んだりすることは大切ですよね。

今どきだと、Twitterとかも?

今回は、働く親の声ではなく、保育園の現場の声を取り上げた記事を読むことができて良かったと思います。

他にも、ヒステリック・パニックになった客の対応に疲弊するドラッグストア店員さんの記事も目にしました。

自分とは違う立場の人の状況を知ることは、本当に大切!

今後も、視野の狭さから、自己中心的な考えに陥らないように気をつけなければならないと思いました・・・

そして、今日で、東日本大震災の発生から9年になりましたね。

当たり前だと思っていたことが、当たり前ではないことに気づかされた、本当に衝撃的な出来事でした。

新型コロナウイルスによる混乱は続いていますが、毎日家族で元気に過ごせていることに感謝したいです。

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